ギャルリーへぼんじゅーる
ぼんじゅーる、こんにちは。
前回のFosse Farmhouseの記事の反響が予想以上に良くて、沢山の人に見てもらえて本当にビックリです。これにはキャロンさんも大喜びで、実は今でも時々メールでやり取りしてるんです(こないだは「まんがタイムきららMAX9月号」に載ってたファームハウスの記事について話してました)。まさか天衝監督にもツイッターでコメントを頂けるとは、何に関しても勇気を持って頼んでみるもんですね!(汗)何はともあれ、本当に皆さんありがとうございました!(実はきんいろモザイクのエンディングの一番最後のクレジットにキャロンさんとFosse Farmhouseが入っていることに皆さん気がつきました?僕は最近見つけました(汗))
ということで今回もプチ聖地巡礼を紹介します。東山奈央ちゃんも湯音役で演じた、武田日向さんの「異国迷路のクロワーゼ」の舞台にもなったパリの「ギャルリ」です。実はフランス語ではこのギャルリを「Passage(パッサージュ)」と呼び、その名の通りパリ独特の道と道を結ぶ空間なのです。ほとんどが19世紀末に作られ、当時は150ものギャルリが存在していたらしいのですが、今ではそのほとんどがオスマンのパリ市街の改造計画の時に取り壊されたらしいのです。
そんな中、今でも残っているギャルリので中でも一際有名な「Passage Jouffroy(パッサージュ・ジュフロア)」、「Passage Verdeau(パッサージュ・ヴェルドー)」と「Passage Panoramas(パッサージュ・パノラマ)」に行ってきたので、その雰囲気を感じてもらえるように今回も写真多めです。実はこの3つのギャルリ、作られた時期は半世紀も違うのですけど隣同士に一本道になるように位置してるのでとても観光しやすいのです。
そしてこちらではアニメの美術設定にも参加したロマン・トマさんのアニメの美術設定集が見られます(本人に確認済みです)。ロマン・トマさんありがとうございました!クロワーゼのアニメの美術設定には3人のフランス人が参加したんですが、ロマン・トマさんがその1人です。僕もこういうのやってみたかった。顔めっちゃ日本人だけど。
ちなみに「Passage Jouffroy」のホームページがこちら(案の定全部フランス語、しかも古い)。
というわけでさっそく「Passage Jouffroy」の入り口を潜ります(すっかり門を撮り忘れてしまいました)。
続く↓
色んなお店が並んでます。帽子屋さんにアンティーク屋さん、入り口付近にある19世紀の雰囲気そのままのお菓子屋さんもお気に入りです。
看板達。
この角度から撮る写真が好きです。
入り口の「RONCERAY」の文字。
床の模様。美術設定を見ても分かりますが、クロワーゼに登場するギャルリの床の模様に似てますね。
奥まで行くとおもしろそうな「グレヴィン美術館」と「ホテルショパン」があります。入ったことないです()そして階段を降りると…
天井のガラス張りの屋根の形が変わりました。時計の上にギャルリが作られた「1846」の数字が。
ここの本屋さんに飾られている白黒の写真などの雰囲気が大好きです。
外に出て次の「Passage Verdeau」に入ります。床の模様が変わりましたね。パラソルとテラスがパリのオシャレ感!
反対側に戻ると「Passage Panoramas」があります。こちらのギャルリは1800年頃に作られたので少し小柄です。
レストランが多いので昼頃は人で賑うアットホームな雰囲気が漂って昔ながらの椅子やテーブルが道端に出てきます。
看板達。
所々に見つけるアンティークの切手屋さん。古い切手集めはフランス人の娯楽の一つです。もんのすごい量が見られて眺めるだけでも楽しい。
ギャルリに入ると200年前から時間が止まったかのような空間。
ということでしたー。ご飯も食べれてお土産も買えてお散歩もできてクロワーゼの雰囲気も味わえちゃうギャルリ、いかがだったでしょうか。パリに来る機会があればエッフェル塔やルーブルもいいですけれど是非ギャルリにも足を運んでみてください。その時はコーコーヤさんのクロワーゼのサウンドトラックを聞きながらがオススメです…
そんなこんなで2回連続で東山奈央関連聖地巡礼inヨーロッパ編をお送りしてきました。他にもあったかな?イギリスのヴィッカーズ社?ヘルリッヒはドイツ語か。メイヴは確かアイルランド出身でしたっけ?もういいや(汗)。とにかく今回の小旅行で僕も故郷がより一層好きになりました。生まれ育った場所はやっぱりいいですね、奈央ちゃんに出会って作品を通して改めて再確認しました。こうやって奈央ちゃんもフランスやイギリスが舞台のアニメに出演して海外のアニメファンからも注目される声も聞いたりすると僕もいち海外ファンとしてはすごく嬉しいことです(特にきんいろモザイクの英語はかなり加担していると思います)。声優もインターナショナルにならないといけない時代が来るかも?
それでは、au revoir〜
2013.09.12 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日々
